
6月7日の朝、氷見市の氷見魚市場に、氷見沖や七尾沖の定置網に入ったホンマグロ(クロマグロ)14本が運ばれました。
氷見沖でのまとまった水揚げは今季初めてです。
マグロは60~75キロの中型が中心で、氷見漁民合同組合が7本、氷見四共漁業組合が1本を水揚げしました。七尾沖の鹿渡島定置にも6本が入りました。
市場関係者は「秋田沖で巻き網漁業者がマグロを大量に水揚げしたとの情報がある。富山湾にも群れ入ってほしい」と期待を込めています。
地物のホンマグロは、地元の料亭やホテル、民宿で利用される他、寿司店や一部スーパーにも出回りますが、天然ものの高級魚なので、かなりの量が東京の築地へ行くそうです。